ユーザー車検をして節約

こんにちは! 星野陽子です(自己紹介)。

2015年9月のお話しです。現在は変更があるかもしれないのでご確認くださいね。

ユーザー車検とは?

新車で購入した車の一回目の車検ですが、友人に聞いて「ユーザー車検」というものをやってみることにしました。

検査対象自動車は、国(軽自動車については民間法人である軽自動車検査協会)の検査を受け、自動車検査証を備え付けていなければ運行の用に供することはできません。自動車の使用者(ユーザー)が自ら行う検査を「ユーザー車検」といいます。

 

ユーザー車検の予約

私にしては余裕を持って3週間前ぐらいから予約を取ろうと思ったものの、全然日程が合わず予約が取れずに、予約が取れたのは、車検が切れる日でした!!

検査場、検査の予約、必要書類などについては国土交通省のこちらのページでご確認ください↓

ユーザー自身が検査手続きを行う方法

ユーザー車検に行く前にテスタ―屋さんへ

「光軸の検査は、テスター屋さんで調節してから行かないと、ほとんど通らない」と友人とガソリンスタンドの人がおしえてくれました。ガソリンスタンドの人におしえてもらったテスター屋さんに行き、3千円を払って光軸を調整してもらいました。検査場の近くにはテスター屋さんがいくつかあるようなので、評判のよいところを探して行ってみるのがいいかと思います。

私のユーザー車検デビューは悲惨なことに……

雨の降る日で、車検場は激混み! やっと中に入り、車の中から交通整理をしている人に「ユーザー車検を受けにきたのですが、どこに行ったらいいですか?」と聞くと、スペースが足りずに列になっていないほどたくさんの車がごちゃごちゃ並ぶところを示されたので並びました。

でも車は全然動きません。よくわからず、ずっと待っていると、検査時間になったから車が動きはじめた模様。

「はっ! 受付はこの列ではないのでは??(汗)」とかなり時間が経ってから気になって、車を離れて聞きに行きました。すると、受付は別の場所でしてから…ということでした。列を離れるのも一苦労。一旦列から離れて車を列の横に置いて、車を降りて事務所に行き、受付をしました。車にも戻り、後ろに並び直そうにも、車がごちゃごちゃしていて、後ろに行くことができません(涙)。事情を話して車で並んでいる人に「前に入れていただけないでしょうか?」と頼んでも車検のプロの人たちばかりで「え? 何で?」みたいな感じだったので、二人目に断られた時点で心が折れ、交通整理をしている人にお願いしました。「自分で列に入っちゃいなよ!!」と怒鳴られましたが(本当にみんな不親切。プロばかりで初めての人は多分ほとんどいない)、「でも入れてもらえないんで。本当に後ろに並んでもいいのだけど、車がたくさんあって後ろにつけないから」とお願いすると、なんと先頭に誘導してくれました。

(困っている時に不親切にされるのは、とってもつらい……。私は人に親切にしよう!)

初めての人は、検査コース入場前に、コースの見学をしましょう。検査コースの横に見学ができるスペースがあります。検査コースに歩いて入っていくと見学という表示があり、すぐにわかりました。

ユーザー車検の流れ

ホイールのカバーを外したり、ボンネットを開けたり、ペーパードライバー歴長い私には、わからないことばかり。

「ハザードランプ、つけてください」と言われ、ハザードランプ???、なんだっけ???とパニック(問題あり!(笑))。

弟子
弟子
ハザードランプがわからなくて、よくユーザー車検受けようと思ったね
チカチカって言われればわかる💦
Yoko
Yoko

「中央の赤いやつですよ」と教えてくれましたが、「え? どれだろう??」と目がキョロキョロするほどのパニック。少し落ち着いてみたら、私が「チカチカ」と呼んでいる、停車するときに使うランプでした。

前の車の検査を見ていたら「パッシングしてください」という指示があったので友人に電話して

パッシングって何? どうやるの?
Yoko
Yoko

と、挨拶もせずに聞いてやり方を教えてもらいました(大汗)。

その後は、指示通りにアクセルを踏んだり、ブレーキを踏んだりしました。

ライトの検査を受けたら、調節してもらったライトがまさかの不合格です。

「え?? 今、調整してきてもらったからそんなわけないと思います」と粘りましたが、もう一度やってもダメ。時間をロスしてしまったので、もう一度テスター屋さんに調整しにいく時間がありませんでした。仕方なく限定合格の書類をもらいました。期間中だったらライトの検査だけでOKです。

車検が切れてしまった車は運転できません(涙)

仮ナンバーをつけて運転する

車検が切れてしまった車は運転できないのです!! 仮ナンバーを自治体から借りなくてはなりません。

車検切れなどで運行できる一定の要件に満たない自動車を、陸運局に新規登録・新規検査・継続検査などの手続きをするため臨時運行する場合に限り、自動車がある最寄りの役所の許可により、特例的に最小限度日数(最長5日以内)で運行の許可証とナンバープレートを貸し出す制度です。(中野区役所HPより)

 

翌日、車が通るところの自治体(私の場合は中野から練馬だったので中野区役所)で仮ナンバーを出してもらい(750円)、それを取り付けて、テスター屋さんへ。テスター屋さんは再検査の費用をくれました(損害はもっともっと大きいんだけど……)。

テスター屋さんにいる人達全員がものすごく謝ってくれて、3人ぐらいで光軸を念入りに調整してくれたので、「まあ、間違いもあるよね」「うん。ブログネタになるから我慢しよう」と自分に言い聞かせて、怒らないことにしました。エライぞ、私!

不合格項目だけ再テスト

車検場は、混み合っていませんでした。前日は、駐車場が見えないほど混みあっていて、事情もわからなかったので、いきなり検査の列に車で並んでしまったということがわかりました。このくらい空いていたら駐車場に車を停めて聞きに行けたのに……(不運が重なったんだな)。

前日はボンネットの開け方や、ホイールのカバーの取り外し方、ハザードランプの場所などわからず、また「パッシングって何??? どうやるの???」という状態でパニックだったのに、なんでもわかる気がして落ち着いていました。

ライトも合格し、無事、車検が通りましたクラッカー

役所へナンバープレートも返却しました。

不合格になったことでやることが増えてしまい、時間がもったいないと思ったりもしましたが、車のことがわかってよかったです。なんでもそうですが、割と自分でできるものですよね。法人の設立や、定款の変更や、むずかしそうに思えるものも、自分でしました。費用面でもお得なんですが、いろいろとわかっていいと思います。

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ABOUTこの記事をかいた人

著者。特許翻訳者。ユダヤ人富豪の義父に学び、自らも7億円の不動産資産を築いた不動産投資家という顔も持つ。 東京都出身。外資系メーカー、シティバンク勤務を経て、イスラエル国籍のユダヤ人と結婚。子ども二人に恵まれるも離婚。在宅で翻訳の仕事をフリーランスとしてしながら、シングルマザーとして子ども達を育てた。東欧からの移民の子で、14歳から働き、資産ゼロから財産を築いたユダヤ人の義父からは不動産投資を学び、投資物件(7億円)などの資産を築いた。著書に『ユダヤ人と結婚して20年後にわかった金銀銅の法則50』『ユダヤ人大富豪に学ぶ お金持ちの習慣』『貧困OLから資産6億をつかんだ金持ち母さんの方法』『お金の不安から自由になって幸せな女になる』がある。