『「不労所得」入門』を読みました。
最初に書いてありますが「世の中には本当の意味での不労所得、つまり何もしないでお金を稼ぐという完ぺきな方法は存在しません」。
「最小限の労力でお金を稼ぐ」方法ですが、たとえばブログは収益の目安となる月に10万PVのブログを作るには最初は「最低でも1日5記事はアップする」(ある程度レベルの高い記事)など、めまいがしそうな労力が必要みたいです。
サラリーマン、実業家、投資家、フリーランスを経験されている著者の加谷さんは、起業やフリーランスで成功できる人はごくわずかで、一方「会社に通っているだけで一定額のお金を稼ぐことができるというのは、実はとてつもない利権なのです」とサラリーマンについて書かれています。
私も会社員を経験した後にフリーランスになっていますが、会社員はある意味ラクにお金が稼げると実感しています。
ブロガーを目指すよりアルバイトをして稼いだ方が確実にお金を得られる人たちが圧倒的に多い気がします。
会社員である人はそのメリットを生かして、会社員の仕事+副業+投資というのがいいと私も思います。ずっと会社員でいられる保証もないので、会社員で何もやっていない人は、本に書かれていることで自分に合いそうなものを一刻も早くやってみることがいいのではないでしょうか。
【目次】
はじめに――これからの時代は「給料+不労所得」を目指せ!
序章 そもそも「不労所得」とは何か?
1章 “ネット時代”の不労所得
◎ブロガー/ユーチューバー
◎せどり
◎会員ビジネス
◎リース/レンタル
2章 “投資”による不労所得
◎ギャンブル
◎株式/FX
◎不動産
3章――“億り人”の発想、〝サラリーマン〞の稼ぎ方
◎億り人
◎サラリーマン
おわりに――人口減少・長寿化社会でも、豊かな人生を歩むために