IPO投資

IPOとは?

Initial Public Offeringの略。一般的には、(新規)株式公開とも言われる。少数株主に限定されている未上場会社の株式を証券取引所(株式市場)に上場し、株主数を拡大させて、株式市場での売買を可能にする。

新たに株券を発行して株式市場から資金を調達する「公募増資」や、以前から株主に保有されていた株式を市場に放出する「売出し」がある。

上場した企業は株式市場からの資金調達が可能になり、会社の知名度の向上によって、優秀な人材の確保が可能になるなどのメリットがある。一方で、投資家保護の観点から定期的な企業情報の開示(ディスクロージャー)が義務付けられる。

(野村證券HPから引用)

IPO投資とは?

新規上場するときの株式は値段がかなり上がるものがあります。そして新規上場するときの株式の価格である「初値」を予想するサイトがたくさんあるので、価格が上がりそうな株を手に入れることができたら、上場時に売ると大きな利益を得ることができたりします。人気の株を手に入れ、上場してから購入した価格より高く売ることを「IPO投資」と呼んでいます。

私はたいてい上場と同時に初値で売ってしまいます。人気の株であれば、リスクがほぼない状態で利益を得ることができます。

問題は、人気の株は欲しい人が多いため、手に入れるのがとてもむずかしいことです。

IPO株(新規上場株式)の購入の仕方

現在、多くの証券会社では、需要申告(ブックビルディング)で申し込みを受け付けています。参加者は購入資金を用意し、ブックビルディングに参加し、抽選で当選しないと株を購入することができません。

なかなか当選しないので、やめてしまう人は多いのではないでしょうか。私はSBI証券で2019年11月14日現在、141回、連続して外れています。回数を数えているわけではないのですが、外れる度に付与されるIPOチャレンジポイントが141となっているため、回数がわかります。

しかし141回も外れてるって……。心折れちゃいそうですね(笑)。

でも他の証券会社さんでは、もしかしたら当選確率が高いです。

当選しました!

2018年12月には、しばらく全然取引のなかった大和証券でオーウェルという会社のIPOにブックしたところ当選し、一万円程度の利益を得ています(そのときのブログ記事)。

SMBC日興証券では残高によってステージが決まり、ステージ(残高)が高いほど抽選で当たる確率が高くなっています。私は残高があまりなく一番低いステージなので、抽選に参加しても当選するのはむずかしいかも?と思っていました。

ところが今回、トゥエンティーフォーセブン(7074)というIPOで、SMBC日興証券の需要申告で申し込んだところ、当選しました!

(2019年11月21日の上場時に)初値で売る予定ですが、儲かるかどうか微妙なラインかと思います。よかったらリアルタイムでご覧くださいね。

追記(2019年11月21日):初値3,800円で売りました。3,420円×100株で買っていますので、38,000円の利益確定です(手数料や税金がかかります)。

ちなみにJACKさんの本では「本当は教えたくないIPO応募の通し方」が書かれています。私はIPO投資で資産を少しばかり増やしましたが、JACKさんはIPO投資で「一財を築いた」そうです。とても参考になりました。

ABOUTこの記事をかいた人

著者。特許翻訳者。ユダヤ人富豪の義父に学び、自らも7億円の不動産資産を築いた不動産投資家という顔も持つ。 東京都出身。外資系メーカー、シティバンク勤務を経て、イスラエル国籍のユダヤ人と結婚。子ども二人に恵まれるも離婚。在宅で翻訳の仕事をフリーランスとしてしながら、シングルマザーとして子ども達を育てた。東欧からの移民の子で、14歳から働き、資産ゼロから財産を築いたユダヤ人の義父からは不動産投資を学び、投資物件(7億円)などの資産を築いた。著書に『ユダヤ人と結婚して20年後にわかった金銀銅の法則50』『ユダヤ人大富豪に学ぶ お金持ちの習慣』『貧困OLから資産6億をつかんだ金持ち母さんの方法』『お金の不安から自由になって幸せな女になる』がある。