フリーランスは会社員よりも有事に備えなくてはならない

新型コロナウィルスの影響でお花屋さんも影響を受けているようですね。卒業式や入学式、歓送迎会などで3月や4月にたくさん贈られるお花ですが、それらの注文も激減しているそうです。

私は長年、在宅フリーランスなので、仕事が忙しくて家から出られないときのストレス軽減策としてお花を飾って、仕事の合間に愛でたりしています。他には日本茶や紅茶やコーヒーなど、価格が高くてもおいしいものを揃えておいて一息ついたり、アロマを焚いたり(それをする時間がないときにはルームスプレーで気分転換をしたり)、ロクシタンのハンドクリームを塗ったり、ペット用クッションで寝ているワンコを撫でたり(睡眠不足だとペット用クッションで私も眠りに落ちてしまう💦)。

昨日は少し多めにお花を買いました。

さて、フリーランスとか非正規雇用者で仕事がなくなって、「生活どうする?」と心配になっている人たちがいらっしゃるようですね。

こんなときに「ねえ、ねえ、仕事来てる? 私は仕事なくなってどうしようかと思っている」と連絡してくる人たちがいて、フリーランスになってまだそんなに年月が経っていない人たちでしたら同情するのですが、「リーマンショックのときにもそうでしたよね?」という人たちには、「こういう状況は経験しているでしょ? どうして備えておかなかった?」と聞いてしまいます。つい最近まで人手不足だったわけですから、稼げるフリーランスになるには力不足で、就職が可能だという人には、副業可能な会社に就職するとか、他の方法も伝えたのですが……。でも当面の仕事があると「まあ、いいか」と思ってしまうのですよね。

危機的状況になったら、最初に切られるのはフリーランスで、その次に非正規で働いている人かと思います(もちろん会社員であっても安泰な時代ではありません)。フリーランスであれば、会社員よりももっと切実な気持ちで危機的な状況に備えておくことが重要ではないでしょうか。

私はと言えば、民泊はキャンセルが続いていますので、「家賃収入」と「株の配当」とリスク時に値上がりする金(ゴールド)、ビットコイン、外貨がありがたく感じています。そして在宅で一人でできる翻訳の仕事がありがたいです。私はベテランの域に入っていますので、翻訳の仕事はリーマンショックの時も影響を受けていませんし、今も影響を受けていません。安定した収入を得て安心して暮らすためには業の実力を上げておくことと、本業とは違う種類の収入も得ることが大切ではないかと私は思っています。

ABOUTこの記事をかいた人

著者。特許翻訳者。ユダヤ人富豪の義父に学び、自らも7億円の不動産資産を築いた不動産投資家という顔も持つ。 東京都出身。外資系メーカー、シティバンク勤務を経て、イスラエル国籍のユダヤ人と結婚。子ども二人に恵まれるも離婚。在宅で翻訳の仕事をフリーランスとしてしながら、シングルマザーとして子ども達を育てた。東欧からの移民の子で、14歳から働き、資産ゼロから財産を築いたユダヤ人の義父からは不動産投資を学び、投資物件(7億円)などの資産を築いた。著書に『ユダヤ人と結婚して20年後にわかった金銀銅の法則50』『ユダヤ人大富豪に学ぶ お金持ちの習慣』『貧困OLから資産6億をつかんだ金持ち母さんの方法』『お金の不安から自由になって幸せな女になる』がある。