明治日本の産業革命遺産:萩反射炉と恵美須ヶ鼻造船所跡を訪ねて

「明治日本の産業革命遺産 製鉄・製鋼、造船、石炭産業」とは


「明治日本の産業革命遺産 製鉄・製鋼、造船、石炭産業」は2015年に登録されたユネスコの世界文化遺産です。19世紀後半の幕末から20世紀初頭の明治末までの日本の産業化の過程を示す8県11市にわたる23の資産で構成されています。

今回は山口県の萩反射炉と恵美須ヶ鼻造船所跡を訪れました。

萩反射炉(はぎはんしゃろ)

萩反射炉は、「海防強化の一環として、西洋式の鉄製大砲鋳造を目指した萩藩が、安政3年(1856)に築いた反射炉の遺跡」です。反射炉は高温で鉄を溶解し、大砲の鋳造をする装置です。





恵美須ヶ鼻(えびすがはな)造船所跡

萩反射炉から15分ぐらい歩いて恵美須ヶ鼻(えびすがはな)造船所跡へ。

萩藩が、安政3年(1856)に設けた造船所の遺跡です。ここで、幕末に「丙辰丸へいしんまる」「庚申丸こうしんまる」という2隻の西洋式帆船が建造されました。

こんな感じで、景色のいい所! これから観光地化するのかも。


私は今回訪れなかったのですが、山口県には大板山(おおいたやま)たたら製鉄遺跡もあります。

アクセス

萩循環まぁーるバス(東回り)「萩反射炉」バス停より徒歩2分

私は萩・明倫センター(新山口駅からバスで約60分)から萩循環まぁーるバスに乘り「萩反射炉」で降り、萩反射炉を見学した後、恵美須ヶ鼻造船所跡を見学し、そこから「萩しーまーと」に行って、バスで萩市役所に戻りました。結構歩いた~。

 

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ABOUTこの記事をかいた人

著者。特許翻訳者。ユダヤ人富豪の義父に学び、自らも7億円の不動産資産を築いた不動産投資家という顔も持つ。 東京都出身。外資系メーカー、シティバンク勤務を経て、イスラエル国籍のユダヤ人と結婚。子ども二人に恵まれるも離婚。在宅で翻訳の仕事をフリーランスとしてしながら、シングルマザーとして子ども達を育てた。東欧からの移民の子で、14歳から働き、資産ゼロから財産を築いたユダヤ人の義父からは不動産投資を学び、投資物件(7億円)などの資産を築いた。著書に『ユダヤ人と結婚して20年後にわかった金銀銅の法則50』『ユダヤ人大富豪に学ぶ お金持ちの習慣』『貧困OLから資産6億をつかんだ金持ち母さんの方法』『お金の不安から自由になって幸せな女になる』がある。