こんにちは! 星野陽子です(自己紹介)。
億万長者になりたければ億万長者について知ってみよう
著者のトマス・J.スタンリーとウィリアム・D・ダンコは1973年にアメリカ全土の億万長者を対象とした初の大規模調査を実施して『となりの億万長者』を出したがベストセラーとなりました。
(2013年の新版。データが新しくなっている)
資産、年収、職業、消費行動のタイプを調査したところ、驚くことに、億万長者はありふれた職業と家庭を持つ、あなたの隣に住むような「普通の人々」だということ!
たしかに、私が勤めていた会社でも、同じような所得なのに、資産を形成していた人たちもいたし、いつも「お金がない」と言っていた人たちもいました。年収数千万円の人たちで貯蓄がほとんどないという人たちを、私も実際に知っています。
億万長者のことを知り、マネをすることにより、億万長者になる近道をしましょう!
となりの億万長者
調査からわかった、アメリカの億万長者の平均像は次のような人です。
57歳の既婚男性で子どもが3人
億万長者の2割は引退している
現役の億万長者の3分の2は事業家や自営業者。業種はごくありふれたもの
97%は持ち家に住んでいる
80%は一代で富を築いた
収入に比べて、はるかに少ない金額で生活している
家も時計も車もごく普通のもの
教育レベルはそこそこ高い。大学を卒業しているのは8割
子や孫の教育にはかなりお金をかけている
投資には熱心
資産の2割近くは上場株や投信など流動性の高い有価証券に投資しているが、めったに売らない
30万ドル以下の住宅に住む億万長者の90%は、人生にすこぶる満足をしている
資産を築く7つの法則
1 収入よりはるかに低い支出で生活する
2 資産形成のために、時間、エネルギー、金を効率よく配分している
3 お金の心配をしないですむことのほうが、世間体を取り繕うよりもずっと大切だと考える
4 社会人となった後、親からの経済的な援助を受けていない
5 子供たちは、経済的に自立している
6 ビジネス・チャンスをつかむのが上手だ
7 自分にぴったりの職業を選んでいる
本には億万長者の細かいデータがたくさん書かれています。また「ビジネス・チャンスを見つけよう」という章では、今後20年間に需要が急増する業種分野を予測しています。興味のある人は読んでみてください。