こんにちは! 星野陽子です(自己紹介)。
目次
江上治氏の『運命転換思考』を読みました!
著者の江上治氏とは?
江上治さんは熊本県天草の3代続いた裕福な商家で育ちましたが、お父様は親類などの連帯保証人になって多額の借金を背負い、江上さんが22歳の時に自分の命を絶ちました。
江上さんは大手損保会社などで全国一位の素晴らしい成績を出し、起業後は保険営業を中心としたFP事務所を設立され、年収1億円を超えるクライアントを50名以上抱える富裕層専門のカリスマ・ファイナンシャル・プランナーとなっています。
江上治さんの『運命転換思考』を簡単にまとめてみます。
運命とは?
運命とは「①超自然的な力に支配されて、人の上に訪れるめぐりあわせ。天命によって定められた人の運。②今後の成り行き。将来」(大辞林)であり、一方、宿命とは「前世から決まっており、人間の力では避けることも変えることもできない運命」。
運命は変えられるのです。
運命の変え方
思考に気をつけなさい、それはいつか言葉になるから。
言葉に気をつけなさい、それはいつか行動になるから。
行動に気をつけなさい、それはいつか習慣になるから。
習慣に気をつけなさい、それはいつか性格になるから。
性格に気をつけなさい、それはいつか運命になるから。
マザー・テレサ
運命を変えたければ「思考」を変えればいいのですね!
どのように「思考」を変えるのか
よいことを引き寄せるには、明るい面を見る「幸せになる思考」を選択するようにします。
あなたの人生も、運命も、
あなたの思考の結果だ。
不幸を招いている思考を手放し、
幸福になる思考を意識しよう。
信じられないかもしれないけれども、「不幸を招く思考」をしている人は結構います。「不幸な自分」に同情してもらえたり、注目してもらえたりするのが、そんなに悪くないと感じてしまうのかもしれません。でもやはり、それだと、不幸なわけです。幸せになる勇気を持ちましょう!
どんどん他人を喜ばせよう。
どんどん他人を勝たせよう。
必ず運命は好転していくから。
江上さんを見ていると、いつも目の前の人を喜ばせようとしていることに気がつきます。「私のためになにができるか」「私が喜ぶことはなにか」と考えてくださいます。「自分には人に与えるものがない」と言う人が多いのですが、貴重な資源である時間を使って相手の役に立つことをすればいいのです。そしていちばん大事なことは、誰かの役に立つことをして、その対価としてお金を差し出されたら「受け取る」ことだということです。
言葉を変えると運命が変わる
自分の言葉は自分を表現していて、言葉通りの自分になっていくのです
プラスの言葉を使う、言い訳をしない、ものごとに「イエス」と言って「いかにしたらできるか」を考える、コミュニケーション能力(質問力×貢献力×傾聴力(共感力)を上げる、優れたメンターを持つなどをして、言葉を変えてみましょう。
行動を変えると運命が変わる
漠然とした夢や期待、あこがれなどが、明確な対象を見つけ、確かな言葉となって人間の心の中に生まれ始めると、それは対象を実現するための強い欲求となり、その欲求は、行動を惹起させていきます。欲求と言う思考が行動の源泉となるのです
理想の自己像をつくり、欲を原動力に一歩踏み出すということを、江上さんは提案されています。なりたい自分がはっきりすればするほど、それに近づくかと思います。
行動した後悔よりも、行動しなかった後悔のほうが深い。とにかく行動してみよう
習慣を変えると運命が変わる
習慣には、良い習慣と悪い習慣がありますが、よくいわれるのは、意識的につくりあげた習慣は良い習慣、無意識につくりあげられた習慣は悪い習慣ということ。自分の運命を変えようと思うのなら、自分の中の悪い習慣に気づいて、意識的に良い習慣に変えるしかないのです
今までのことを思い出し、運が上がったとき、どんな人とつきあっていたか、どんなことをしたか、どんなお金の使い方をしたか、などを書き出してみて、良い習慣を見出し、身につけていきます。
性格を変えると運命が変わる
自己肯定感がキーのようです。自己肯定感を持っていると、性格的にはポジティブになり、自信のある行動をします。自己肯定感がないと、従来の自分を守ろうとするので、変われないですし、弱さをさらけ出すことができないので、人から魅力的に思ってもらえない。
もっと深く知って運命を変えてみたい人はぜひ本を読んでみてください。