こんにちは! 星野陽子です(自己紹介)。
夕方に志摩観光ホテルに到着。スタッフの方々のお出迎えはあたたかいものでした。
泊まるお部屋
コーヒーなどもあります。
天気が良くなくて残念。
フロント
作家の山崎豊子さんはこのホテルに好んで滞在され、この机を愛用されたとか。『華麗なる一族』はこのホテルが舞台とされています。
そして冒頭をどう書くか悩まれていたのですが、このホテルからの夕陽を見て決まったそうです。
陽(ひ)が傾き、潮が満ちはじめると、志摩半島の英虞(あご)湾に華麗な黄昏が訪れる。
湾内の大小の島々が満潮に洗われ、遠く紀伊半島の稜線まで望まれる西空に、雲の暑さによって、オレンジ色の濃淡が描き出され、やがて真紅の夕陽が、僅か数分の間に落ちて行く。その一瞬、空一面が燃えたち、英虞湾の空と海とが溶け合うように炎の色に輝く。その中で海面に浮かんだ真珠筏(いかだ)がピアノ線のように銀色に燦(きらめ)き、湾内に浪だちが拡がる。
海に突き出た志摩観光ホテルのダイニング・ルームも……
続きは本を読んでください。私はこのような夕陽が見たかった!
夕食はフレンチレストランの席を18時半から予約していました。それまでに時間があったので、ラウンジに立ち寄って少しだけワインをいただきました。
飲み物も食べ物もたくさん。
豊かな気持ちになれました。