14世紀に確立した能舞台の特徴は、能と狂言専用の舞台であり、本舞台と幕を結ぶ「橋掛(はしがかり)」が付いています。
主役のことをシテといい、シテの演技を引出す役をワキと呼びます。子どもが登場することもあり、子方と呼ばれます。
楽器は、笛(能管)・小鼓・大鼓と、曲によって太鼓が用いられます。能の囃子は、「シテの演技や地謡等とともに、一曲の世界を作り上げるための大切な要素」です。
能の演技は、謡と所作(腰に力を入れあごを引いた特殊な姿勢(カマエ)を基本にし、移動は床に足の裏を付け、踵を挙げない歩き方(ハコビ)で行う)で成り立っています。
2023年10月14日、国立能楽堂(National Noh Theatre)に行きました。昔、小学生か中学生のときに、「附子(ぶす)」という狂言を見にきたかと思います。それ以来??
![](https://i0.wp.com/hoshino-yoko.com/wp/wp-content/uploads/2023/10/img_1159.jpg?resize=300%2C199&ssl=1)
演目は狂言の居杭(いぐい)と、能の高野物狂(こうやものぐるい)で、両方とも子方が出ていました。前の席の後ろに小さなスクリーンがついていて、字幕が出るので、何を言っているのかわかります(セリフの間違いもわかってしまうので、演者はプレッシャーがあることでしょうね……)。
![](https://i2.wp.com/hoshino-yoko.com/wp/wp-content/uploads/2023/10/img_0863-1.jpg?resize=215%2C300&ssl=1)
![](https://i0.wp.com/hoshino-yoko.com/wp/wp-content/uploads/2023/10/img_0865.jpg?resize=211%2C300&ssl=1)
能楽協会のHPには、能楽のことがわかりやすく詳しく書いてあってGood!!