能と狂言@国立能楽堂

能楽 2008年に無形文化遺産に登録
能楽は能と狂言のことで、猿楽や田楽から生まれ、室町時代(14世紀頃)に、足利義満の支援の下、観阿弥(かんあみ)と世阿弥(ぜあみ)の父子によって、芸術性の高いものに大成させられました。

14世紀に確立した能舞台の特徴は、能と狂言専用の舞台であり、本舞台と幕を結ぶ「橋掛(はしがかり)」が付いています。

主役のことをシテといい、シテの演技を引出す役をワキと呼びます。子どもが登場することもあり、子方と呼ばれます。

楽器は、笛(能管)・小鼓・大鼓と、曲によって太鼓が用いられます。能の囃子は、「シテの演技や地謡等とともに、一曲の世界を作り上げるための大切な要素」です。

能の演技は、謡と所作(腰に力を入れあごを引いた特殊な姿勢(カマエ)を基本にし、移動は床に足の裏を付け、踵を挙げない歩き方(ハコビ)で行う)で成り立っています。

2023年10月14日、国立能楽堂(National Noh Theatre)に行きました。昔、小学生か中学生のときに、「附子(ぶす)」という狂言を見にきたかと思います。それ以来??


普及公演で、解説と能楽案内が先に30分あるものです。解説ですが、私の歴史や能の知識のなさから、むずかしく感じました。


演目は狂言の居杭(いぐい)と、能の高野物狂(こうやものぐるい)で、両方とも子方が出ていました。前の席の後ろに小さなスクリーンがついていて、字幕が出るので、何を言っているのかわかります(セリフの間違いもわかってしまうので、演者はプレッシャーがあることでしょうね……)。


能楽協会のHPには、能楽のことがわかりやすく詳しく書いてあってGood!!

 

ABOUTこの記事をかいた人

著者。特許翻訳者。ユダヤ人富豪の義父に学び、自らも7億円の不動産資産を築いた不動産投資家という顔も持つ。 東京都出身。外資系メーカー、シティバンク勤務を経て、イスラエル国籍のユダヤ人と結婚。子ども二人に恵まれるも離婚。在宅で翻訳の仕事をフリーランスとしてしながら、シングルマザーとして子ども達を育てた。東欧からの移民の子で、14歳から働き、資産ゼロから財産を築いたユダヤ人の義父からは不動産投資を学び、投資物件(7億円)などの資産を築いた。著書に『ユダヤ人と結婚して20年後にわかった金銀銅の法則50』『ユダヤ人大富豪に学ぶ お金持ちの習慣』『貧困OLから資産6億をつかんだ金持ち母さんの方法』『お金の不安から自由になって幸せな女になる』がある。