株式投資(株の売買)ができると、小銭が稼げる話がいくつかあります。立会外分売はそのひとつです。
立会外分売とは
楽天証券のHPから引用します。
企業等が保有する株式が、証券取引所の取引時間外(=立会外)で売り出されるお取引です。
立会外分売とは、新規株主を増やすことを目的として、上場会社が大株主である銀行やオーナー経営者などの保有株を小口に分けて証券取引所の立会外で不特定多数に売り出すことをいいます。
立会外分売は取引開始前など取引時間外(=立会外)に売り出されることからこのように呼ばれます。
取引時間中にまとまった株数の株式を一度に売り出すと株価は大きく値下がりする可能性があります。しかし、取引開始前にあらかじめ決まった価格で売買を終えてしまう立会外売買なら、そのリスクを低減しながら株主を増やし、さらに流動性を高めることができます。
立会外分売のメリット
SBI証券のHPより、「分売」を活用すべき4つの理由を引用します。
1 購入手数料が無料
購入手数料が無料現物株を取引する場合、購入時に手数料が掛かることが多いですが、「分売」は手数料が掛かりません。抽選に当選すれば、手数料0円で株式を購入できます。
2 割引価格で購入可能
「分売」は、割引価格で買うことができます。
割引価格は、分売実施日の前日、18時頃に発表されますので、割引率を見てから、申込みをするかどうかを決めることができます。3 「市場替」など昇格銘柄も多数
株主数を増加させることを主な目的として実施する銘柄の中には、将来的に「市場替」や「指定替(昇格)」が期待できる銘柄もあります!
2018年12月末時点での市場替え銘柄は分売実施129銘柄中、31銘柄と全体の約24%が市場替えを実施!4 2018年は129銘柄中82銘柄が含み益に!
「分売終値」は「分売価格」を上回ることが多く、129銘柄中82銘柄が含み益に!!
JACKさんの『サラリーマンで2億を稼いだ!【株式投資】勝利の方程式』に立会外分売のことが詳しく書いてありました。
実際に買ってみました!
SBI証券でバルニバービ(3418)の立会外分売を知ったのは2019年6月24日の夜。25日の8時20分AM(だったと思う)まで100株から1000株まで申し込みができるとのことでした。
6月24日の終値 ¥1026 分売価格¥995円(割引率3.02%)
200株申し込むと100株買えたようです。25日の8時55分AMには次のように口座に入っていました。
バルニバービ 100(株数)995(買値)1026(株価)+3100
25日の始値(寄付)は1000円、高値は1026円、安値は998円、終値は1008円でした。10万円以下で購入できたので、割安ではないのですが株主優待目的(権利確定月は1月と7月)で保有しようかと思います。
正直なところ、面倒くさいのですが、株で億の資産を築いた人たちは、こういう小さな利益をコツコツと得ています。JACKさんの本にはリスクを軽減できる考え方(方法)が書かれているので、よかったら読んでみてください。