こんにちは。星野陽子です(自己紹介)。
*不動産投資塾での星野陽子のコラムからの抜粋です。
女性に不動産投資(賃貸業)をおススメする5つの理由
①投機的な資産運用ではない
不動産投資は様々な投資の中でミドルリスク・ミドルリターンといわれています。しっかり勉強して軌道に乗せられればそれなりのリターンもあるので、リスクをあまり取りたがらない人に向いていると思います。
②仕事または主婦業との両立ができる
不動産賃貸業(大家業)は、不動産の管理を専門会社に任せることができます。そのため、仕事をしている人や育児や介護で忙しい人でも成功しやすい事業なのです。
不動産賃貸業で成功している人たちが、たまに飲食業や他の事業に手を出すことがあるのですが、失敗している人が少なくありません。すべての管理を自分でやらなければならない事業は、やはり簡単ではないのです。彼らの多くは「不動産賃貸業は楽だ」と言っていました。
③年齢による向き不向きがない
高齢になっても続けられるというのも大きな理由の一つです。『大家さんと僕』(矢部太郎・著)という漫画には、高齢の女性の大家さんとお笑いコンビ「カラテカ」の矢部太郎さんのほっこりする話が描かれています。
この作品が(おそらく意図せずに)描いているように、大家さんは高齢になっても続けられ、収入を得ることができるのです。また、高齢女性の気遣いや少しお節介だったり親切だったりするところが、一人世帯が増えていく時代にますます活かせることも示唆しているように思います。
女性は服や美容院や化粧品などにかけるお金が男性より多いのですが、歳を重ねると年金だけでは心もとなく、諦めなければならない人も多いのではないでしょうか。大家業で稼いだ家賃収入があれば、その出費をまかなえることができるかもしれません。
④女性だからこそ持つ強みがある
女性の考え方や感性を大家業に活かせるため、不動産投資を女性がすることは強みにもなります。
家族やカップルが家を購入したり、部屋を借りたりするときに、家にいる時間が長い(今後はわかりませんが)女性が決定することが多いと聞いています。
女性の感性を活かしたリフォームや部屋作りなどで、女性客に選ばれる部屋にしたり、居住者にこまやかなサービスをしたりすることで、入居率アップや長く住んでもらえることにつながるでしょう。
⑤いざという時の備えになる
自分の住まいとして使えるのも理由の一つです。高齢になったり、失業したりすると、住む場所を借りるのが大変になりますが、所有していればいざというときに自分で使うことができます。
借家で一人暮らしをしていた80歳になろうかという父が退去を求められたときの話ですが、生活保護は受けておらず国民年金で生活していた父は、自治体の供給する賃貸物件に入ることができませんでした。希望者が多数いたためです。
父は私に迷惑をかけたくないと言い自力で住む場所を探していました(私も父にとって「自立している」ということが大切なのかと思い任せていました)が、高齢で無職の父に部屋を貸してくれる人を見つけることができず、結局は私が部屋を提供しました。
幸い私は提供することができましたが、自分自身や家族の生活でいっぱいだという子ども世代は少なくないでしょうから、必ずしも親のために物件を提供できるとは限りません。
高齢者を受け入れる賃貸物件は増えてきましたが、持ち家がないと、父のような事態に直面してしまうかもしれません。
高齢になったときの住む場所を含む人生設計については、しっかりと考えておいたほうがいいと痛感しました。投資用ワンルームマンションを一つ持っているだけでも、いざというときには住むことができるので安心かと思います。
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