こんにちは。星野陽子です(自己紹介)。
投資を始めるのは投資信託がおススメ
先日、私の本を読んだという方に会いました。
読者さん「投資はした方がいいですよね? でも何から始めたらいいのかわからなくて」
私「そうですね。お金に関する不安は、稼ぐ、貯める、増やすということで消せると思います。日本人は貯金ができていると思いますが、投資で増やすということには慣れていません。アメリカなどに比べると日本は投資で資産を増やすことができていません。
(金融庁の資料)
投資でお金を増やしたいですよね。でもリスクがありますので、はじめての投資には、数ある投資の中でもリスクが低めの投資信託がいいかなと思います」
読者さん「投資信託?」
私「はい。投資信託(ファンド)というのは金融商品のひとつです。運用のプロであるファンドマネージャーがみんなから預かったお金を運用し、運用成果に応じて分配金が出されます。
先日、ある投資信託の収益分配金を受け取ったのだけど、この投資信託は年に一度分配金が出るもので、ちょっとした金額になっていましたよ」
(税金が約20%かかるので、入金額は83,765円でした。)
読者さん「ええっ! すごい! 私だったら一か月、このお金で生きていけそうです! 銀行に預金するよりいいじゃないですか」
私「あ、でも、基準価額は上がったり下がったりするんですよ。この投信は、買った時の金額より今の金額は低いんです💦」
読者さん「え? どういう意味ですか?」
私「1口あたりの基準価額は買ったときより、下がっているんです。たとえば1口1万円で買ったものの現在の価格が9千円になっている、みたいなことです」
投資信託がおススメな5つの理由
読者さん「じゃあ、今売ったら損しているんですね? それなのにどうして投資信託がおススメなんですか?」
私「私の場合は長年持っているので、今までの分配金を考慮したら損していないんです。それにまた基準価額が上がることもあるかなと期待しているんですよ(笑)。
投資信託がおススメな理由は、リスクが低い、少額から投資できる、様々なものに投資できる、買い付け手数料なしで買えるものがたくさんあるからです。
元本は保証されていないものの、ファンドマネージャーが複数の投資先を選んでお金を運用しているので、リスクが軽減されています。たとえば、複数の会社に投資しているファンドの場合、その中のひとつの会社の経営がうまくいかなくなったとしても、それほど影響がないかもしれませんね。(1 リスクが相対的に低い)
それから、たとえば楽天証券では100円から投資信託が買えるので、本当に小さく投資を始めることができます。ポイント投資も可能なんですよ。(2 少額から投資できる)
私も楽天ポイントだけで楽天証券で投資信託を買っています。
投資デビューにおススメ! ポイント投資・ポイ活
投資信託が何に投資をしているかと言ったら、様々なものがあって、株式だけでなく債券や金や原油などの商品に投資するものもあります。
これから中国のIT企業が伸びそうと思ったら、そういうテーマを掲げたファンドに投資できます。アメリカの不動産に投資したいと思えばアメリカのREITに投資しているファンドがあったりします。(3 様々なものに投資できる)
手数料なし(ノーロード)で買えるファンドもありますよ。(4 ノーロードの投資信託がたくさんある)
それからiDeCo、つみたてNISAなどを使って投資信託を買うと節税になることもあります。(5 節税になることがある)
○iDeCo(イデコ・個人型確定拠出年金)は、確定拠出年金法に基づいて実施されている私的年金の制度で、加入は任意です。
○ iDeCoはご自分で申し込み、掛金を拠出し、ご自分で運用方法を選んで掛金を運用します。 掛金とその運用益との合計額を給付として受け取ることができます。
○ iDeCoでは、掛金、運用益、そして給付を受け取るときに、税制上の優遇措置が講じられています。
おススメの証券会社
読者さん「いいですね! さっそく投資信託を購入したいです! どこに口座を開設したらいいですか?」
私「投資信託を売っている金融機関は店舗型の証券会社や銀行などたくさんあるのだけれども、とりあえず、最初の口座としては
SBI証券か楽天証券といったネット証券がいいと思います。
SBI証券も楽天証券で口座を開くと、さっき言ったような少額からの投資やポイント投資ができるし、扱っている投資信託の数が多いし、手数料が安いし、まだ説明していないけれどもIPO投資などもできます。ポイント投資からやってみるのなら、楽天ポイントを持っている場合は楽天証券、Tポイントを持っている場合はSBI証券に口座を開いてみたらどうでしょうか。よくわかってきてから、あらためてご自分に合った証券会社を選ぶといいと思います。
本をおススメするとしたら、竹川美奈子さんの本がいいと思います。
ぜひ、投資でお金を増やしてくださいね」
読者さん「はい。ありがとうございます。また質問させてください」
私「はい。また連絡してくださいね」