こんにちは! 星野陽子です(自己紹介)。
「カニを食べに北陸へ」という贅沢な旅
カニを食べに北陸に行くって、お金がかかるし、富裕層がやる贅沢だと思っていました。今でもそう思いますが、持っている株の株価が上がってきたので(利益確定していないけど)思い切ってやってみました!
2023年のカニ漁解禁日は11月6日。私は11月21日に石川県の和倉温泉で加能ガニを、22日に福井県で越前ガニをいただきました。
カニの種類とブランドガニ(タグ付きカニ)
越前ガニ、松葉ガニなど名前を聞いて、その土地のおいしいカニなんだろう、ぐらいにしか知識がなかったので、調べてみました。
タグ付けは、1997年に越前町が「越前ガニ」とました。
種類としてはズワイガニで、水揚げされる漁港がある場所によって、以下のように呼ばれます。
山形・庄内産
オス「よしガニ」、メス「クボガニ」
新潟産
オス「ズワイガニ」、メス「メガニ」
福井産
オス・メス「越前ガニ」
京都・丹後町・間人産
「間人ガニ・たいざガニ」
兵庫・津居山産
「津居山ガニ・ついやまがに」
兵庫・柴山産
「柴山ガニ(しばやまガニ)」
京都~島根の広範囲
オス「松葉ガニ」、メス「セコガニ」
京都・兵庫付近
メス「親ガニ」「コッペガニ」
石川産
オス「加能ガニ」、メス「香箱(こうばこ)ガニ」(セイコガニ、セコガニ)
「加能」は、「加」賀から「能」登の漁港(能登、金沢、橋立など)のことなんですね。こちらの記事を参考にさせていただきました。↓
私が食べた越前ガニ
調理の前。黄色いタグが付いています。脚が透き通っていて美しい。
カニってこんなにきれいなんだ!と驚く。
調理方法は、刺身、茹で、焼きから選べました。私は半分を「焼き」で、半分を「茹で」でお願いしました。
香ばしい! 繊細な味なので、最初は、カニ酢など、何もつけずに食べました。少しだけ塩をもらってカニを思い切り楽しみます。
カニみそにつけて食べるのもおいしい。
そして茹でガニ。以前食べたときは、焼きガニの方がおいしく感じたのですが、今回は茹でガニの方が旨みが感じられた気がします。身もすっと取れて食べやすかったです。
私が食べた加能ガニ
その前日は加能ガニを食べたのですが、「ぼん!」と出されたカニを、どうやって切ったらいいのか……と戸惑う。
いじっていると、甲羅が外れました。そこをつついて食べるのではなくて、カニ全体をひっくり返して、甲羅の中にカニみそが落ちるようにするとよいそうです。脚はハサミで切ります。
甘くておいしい。カニ味噌、たまりません。
メスの香箱ガニは非常に小さなカニで、安価ですが、こちらの方が好きという地元の人が多いとか。今回は食べる機会がなかったので、次回は香箱ガニを食べてみたい。
カニ以外も豊富な海の幸
北陸での冬の味覚を堪能しました! 電車の中で地元の男性がおっしゃっていたのは、「カニもおいしいけれども、ブリもおいしい」とのこと。恵まれた海の幸を楽しみに、また北陸を旅しようと思います。