こんにちは! 星野陽子です(自己紹介)。
12月決算の会社で、もう手遅れなのですが、ベタな節税方法として4年落ちのベンツをローンで買いました。(*税理士ではないので、間違いがあるかもしれません。必ず税理士さんや税務署にご確認ください。)
新車(減価償却資産)の耐用年数は6年です(国税庁のページ)。
減価償却とは、パソコンなど10万円以上のものを買ったときには一度に経費として落とせるのですが(中小企業特例は30万円)、それ以上の金額だと法定耐用年数で経費となります。たとえば自動車は法定耐用年数が6年なので(小型車や貨物車など法定耐用年数が違うので国税庁のページでチェックしてください)、6年で経費として落とします。
法人は定額法と定率法があります。定率法は「償却費の額は初めの年ほど多く、年とともに減少する。ただし、定率法の償却率により計算した償却額が「償却保証額」に満たなくなった年分以後は、毎年同額となる。」という特徴があります(国税庁のページ)。
さて、中古車の耐用年数ですが、次の方法で計算されます。
「(耐用年数ー経過年数)+(経過年数×20%)」
3年落ちだと耐用年数が3年。4年落ちだと耐用年数が2年。5年以降も耐用年数が2年です。であれば、売るときのことも考えて4年落ちが一番有利という話です。
今回はローンで買ったので実際に出ていくお金はそんなにありませんが、減価償却がとれます。決算月が12月なので、本当は1月にやればよかったのですが……。車検が切れるギリギリのところでないと動かないという自分が残念です。
納車されたベンツに乗って所有物件に行くと、退去された人かと思いますが、分別をせずに大量にゴミを捨てていったようで、収集されずに山積みになっていました。
仕方がないので車に積んで自宅に持ち帰り分別することにしました。
今までベンツなど買いたいと思っていたのですが、長年ペーパードライバーのため、運転に自信がなくデミオに乗っていました。
中古のベンツを2年乗って減価償却をして節税という方法ですが、価値があまり下がらないという意味で良い節税方法と言われているかと思います。
けれども「事故車」と言われるほど💦傷などをつけてしまったら、価値が下がってしまうかと思い、ベンツを買うことができなかったのでした。
今回、もう少し高い車を買おうかと思ったのですが、やはり自信がなくてそんなに高い車が買えませんでした。残念……。
不動産賃貸業は税金との闘いです。税金の勉強が欠かせません。
でも税理士さんは節税に詳しいわけではありません。そもそも不動産投資に反対という方も多いです。私は大家仲間から節税方法を聞いて、税理士さんに「こういうのをやりたい」と相談をしています。大家さんでもある税理士さんだと的確な節税方法をご存じな方が多いかと思います。
追記(2020.10.11)
簿価が1円になったら個人に売って、個人で高く売却などということを考えている人もいるかもしれませんが、税務調査などで問題になるかもしれません。
税金はある程度の節税だけしかせず、納税をきちんとする、というのが私の考え方です。でも湯水のように税金を使われているのを見たりすると本当に嫌になってしまいますね……。
不動産投資上級者はIZUMI塾ONLINEで学ぶのがいいと思います。私も今、再び入塾して勉強しています。