こんにちは! 星野陽子です(自己紹介)。
道後温泉駅から人力車で石手寺(いしてじ)に行きました。
四国八十八箇所霊場の第51番札所で、ミシュランガイドで1つ星に選定された。1318年に建てられた二王門が国宝に指定されているほか、本堂、三重塔、鐘楼など国の重要文化財が6つもある。また遍路の元祖と言われている衛門三郎ゆかりの寺としても有名。寺の周辺の食堂では「おやき」という焼きもちを売っており、石手寺の名物になっている。(「松山市公式観光WEBサイト」から引用)
遍路の始まりと言われている伝説を、人力車の車夫さんがおしえてくれました。
松山に衛門三郎(えもんさぶろう)という人がいました。ある日、みすぼらしい僧が托鉢をしに来たところ、三郎は追い返そうとして鉢を地面にたたきつけたので、鉢は八つに割れてしまいました。
その後、三郎の8人の子どもたちが毎年一人ずつ次々と亡くなりました。
三郎は、その僧が大師であったと思い、自分のしたことを謝ろうとして、追いかけます。四国巡礼を20回もしたのですが会えず……。逆回りに行ったところ会えて、謝りました。
しかしその時にはすでに死期が迫っていました。大師に望みを聞かれると「領主となって人の役に立ちたい」と言って亡くなりました。
翌年、領主のところに赤ちゃんが生まれたのですが、左手を握って開きません。やっと開かせたところ「衛門三郎」と書かれた石が出てきたとのこと。
この像の右手の隙間に入っているのが、その石だそうです。
本堂
様々なものがあり、なんとなくごちゃごちゃしていて、お布施の箱がたくさんあるので、心がざわつく感じなんですね(笑)。
私はシンプルなお寺の方が好きですが、ここは独特で、それはそれでおもしろいです。
回廊の天井にもいろいろと書かれてますよ。
重要文化財の三重塔
パワーストーンがたくさんあったり、輪くぐりができるところがあったり。洞窟もありました。入ってみればよかったです。