村上春樹ライブラリー The Haruki Murakami Library

こんにちは! 星野陽子です(自己紹介)。

早稲田大学にある村上春樹ライブラリーに行ってきました。

予約が必要です。

早稲田大学の中に入るもの、学生時代を思い出して、気持ちが高ぶります(早稲田大学に入る頭はなかったが……)。

一心不乱に本を読んでいる人たちを見るとなんだか落ち着く! 嬉しくなる!

最近は電車や喫茶店などでも本を読んでいる人たちを見かけないせいか、本を読んでいる人っているのかな?なんて思ったりすることがありました。スマホを使って本を読んでいる人たちも結構いるのかもしれないですね。

よかった。なんだか仲間を見つけた気分です。

さて、11時45分で一旦出なくてはならないのですが、11時過ぎに到着してあまり時間がなかったので、2階の展示室に行きました。階段本棚や地下はその後の時間もいてもよいとのことです。

展示室では、「建築のなかの文学、文学のなかの建築」というテーマで、この建物がどうやって隈研吾氏によってリノベーションされたのかを表す写真や資料、また建築と文学にまつわる書籍が展示されていました。

どこにでもある“普通”の建物だった早稲田キャンパス旧4号館。村上春樹の作品世界との呼応を意図する建築コンセプトのもと、建築家・隈研吾氏(1954-)によるリノベーションを経て、大きく様変わりしました。象徴的な流線形をした外観トンネルや階段本棚、家具や館内サインのひとつひとつに至るまで、何度も話し合いが重ねられ、その都度、方向転換をしながら進められてきました。本展では、こうした過程に結びついた「コミュニケーション」を探り、数々の製作者たちの作業の痕/製作者一人ひとりの存在を示すことを目指しました。また展示室には、建築と文学にまつわる書籍を展示しています。手に取って、文章のなかの印象的な建築を巡ってみてください。建築の空間を体感して楽しむ「感覚」を思い出すきっかけとなるはずです。(HPより引用)

村上春樹さんはジャズ喫茶を経営していたということで、文学と音楽を楽しむ空間「オーディオルーム」がありました。

短時間でさっと読めそうな『うずまき猫のみつけかた』を選んで、ソファーに腰を掛けて本を読んでいたら、あっという間に時間になってしまいました。

階段本棚。階段では人が多く写真を撮らなかったので、パンフレットの写真をアップしますね。

階段に座って小学校1年生の男の子(スタッフさんとお母さんの話が聞こえてきた)が一心不乱に本を読んでいました。

私も小説の世界に入り込んでいるときは、大人が話しかけても聞こえなかったことを思い出します。あれは「至福の時」だったなぁ。

書斎を再現したもの。

キャンパスには授業が終わった学生さん達がたくさんいらっしゃいました。

再訪したら、次回はゆっくりと本を読みたいです。

村上春樹ライブラリー

ABOUTこの記事をかいた人

著者。特許翻訳者。ユダヤ人富豪の義父に学び、自らも7億円の不動産資産を築いた不動産投資家という顔も持つ。 東京都出身。外資系メーカー、シティバンク勤務を経て、イスラエル国籍のユダヤ人と結婚。子ども二人に恵まれるも離婚。在宅で翻訳の仕事をフリーランスとしてしながら、シングルマザーとして子ども達を育てた。東欧からの移民の子で、14歳から働き、資産ゼロから財産を築いたユダヤ人の義父からは不動産投資を学び、投資物件(7億円)などの資産を築いた。著書に『ユダヤ人と結婚して20年後にわかった金銀銅の法則50』『ユダヤ人大富豪に学ぶ お金持ちの習慣』『貧困OLから資産6億をつかんだ金持ち母さんの方法』『お金の不安から自由になって幸せな女になる』がある。