稼げるフリーランスがする8つのこと

こんにちは! 星野陽子です(自己紹介)。フリーランス歴は20年以上です。

シングルマザーで二人の子どもたちが小さくて手がかかるときでも年商2千万円を10年以上続けた在宅翻訳者です(現在は不動産賃貸業や他の仕事がメインです)。

その時の経験をベースに「稼げるフリーランスになるには?」ということについて書いてみようと思います。誰かのお役に立てたら嬉しいです!

誰もが個人事業主(フリーランス)として長く安定して働くことを意識する時代

弟子
弟子
フリーランスって言われてもピンとこないワン
お金に困りたくなければ誰もが考えるべきことよ
Yoko
Yoko

新型コロナウィルスの影響で、雇用がかなり厳しくなってしまった業種もありますね。

けれどもコロナ前から、ある人材派遣会社の社長さんは「売り手市場とか人手不足とか言われながらも、正規雇用での求人は若い人だけであり、景気が悪くなれば切られてしまう非正規雇用者が増えている」とおっしゃっていました。

たいていの会社の寿命は人間の寿命よりも短いため、長い人生においては安定している会社に勤めている人も転職を経験することになります。また正社員を減らしたり、残業をなくしたり、副業を認める会社も増えていました。

もしかしたら新型コロナウィルスは問題をあぶりだし、変化のスピードを上げただけかもしれませんね。

であれば、一刻も早く、誰もが「個人事業主(フリーランス)として長く安定して働く」という気持ちを持った方がいいかと思いますので、よかったら読み進めてください。

フリーランスとは?

フリーランスとは特定の一社に雇われるのではなく、いくつかの会社に自分のスキルを売って独立して働くこと、およびそのフリーランスで働く人(フリーランサーとも言います)です。

フリーランスの語源

語源はfreelance (1800-1900) free lance “soldier in former times who sold his fighting skills to anyone” (LONGMAN)です。
free 束縛を受けていない lance (n) やり(v) ~をやりで突くlancer 槍騎兵(そうきへい、やりきへい)

戦闘スキル(技能)を売っていた槍騎兵がフリーランスと呼ばれていたのですが、売るスキルは現代では多岐に渡ります。

フリーランスのメリット

・実力主義(実力があればたくさん稼げる)
逆に相対的に実力が低い人は会社勤務の方が簡単に稼げる

「収入が低い」とか、「食べていけない」というイメージの方が強いかもしれませんが、会社に「ピンハネ」されずに、高い報酬を得る実力者たちもいます。

テレビ局のアナウンサー(会社員)で人気のある人が、会社を辞めて独立し、フリーのアナウンサーになる話を聞いたことはあるでしょう。

フリーになっていろいろなテレビ局の番組にたくさん出られる人たちは収入が給与所得者であったときよりもたくさんもらえますが、人気がなければ、収入は減ってしまうということもあります。

近年は番組の予算が削減されてきているので、視聴率を上げることができるタレントのようなフリーのアナウンサー以外は、自局のアナウンサーを使う傾向にあり、フリーのアナウンサーは楽な状況ではないようです。

・ラッシュアワーの通勤から解放される

・職場でのつらい人間関係から解放される

・働いた分の稼ぎを得られる

・働き方(場所・時間)を自分で決められる

ネットがあれば仕事ができる人であれば、テレワーク、ワーケーション、ノマド・ライフ、多拠点居住が可能です。地方でも海外でも住む場所を自由に選べます。

休日と比べて空いている平日に観光地とかショッピングセンターに行けるのは私にはありがたいです!!
→ 箸休め的な記事^^ 平日に観光地を楽しむ@長瀞

フリーランスのデメリット

・収入が定額ではない

・不当な扱いを受ける可能性がある

・福利厚生や年金などが会社員に比べて少ない

・経理や営業も自分でやらなくてはならない

フリーランスは自由を得ることができ、マージンを抜かれなくて済むけれども、自分ですべて管理しなくてはなりません。福利厚生や老後資金(年金)も自分で準備しなくてはなりません。不利な労働条件などから自分を守らなくてはなりません。

自分の裁量で仕事ができる(場所、時間、量など。請けたくない仕事は請けなくてもよい)ので、混みあった通勤電車に乗らなくてもよかったり、在宅の仕事が可能な場合は育児や介護をしながらでもできたり、がんばればがんばるほど報酬を受け取ることができたりします。質を上げて量をこなせば、給与所得者の給与よりも多くの報酬を受け取ることも可能です。

一方、自分がしっかりしていないと、オーバーワークになりやすかったり、仕事とプライベートの時間の境目がわかりにくくなったり、無理を言われやすかったり、支払いがされない、支払いを延ばされたり、産後資金や老後資金を自分で作らなくてはならない(年金が少ない)というようなことがあります。

会社員であれば産前産後休業や育児休業がとれたり、出産手当金や育児休業給付金が支給されたり、被雇用者は産前産後や子育て休業期間中の社会保険を免除されたりしますが、フリーランスや個人事業主にはそれらの恩恵を受けることができません。

デメリットを自分でカバーして、メリットを享受できたら、人生ラクになります。

フリーランスに向いている人、向いていない人

向いている人
・仕事がないとき、仕事を失ったときなどに、自信を失わないなど、精神面で強い人
・「嫌われる勇気」をもっている人
・社長、営業、実務、掃除、経理、総務の仕事をマルチでできる、または任せられる(財力のある)人
・自分を律することができる
・行動できる。営業できる
・責任感がある人。精神的にタフな人。

向いていない人
・納期を心配し過ぎる人
・営業ができない人
・お金を請求できない人
・不当な扱いを受けても仕方ないと思う人

翻訳でフリーランスを目指す人は、重複するところもありますが翻訳者に向いている人・向いていない人という記事もお読みください。

稼げるフリーランス(個人)がする8つのこと

1 当たり前のことをきちんとする
あいさつをする。約束(納期)を守る。健康を維持する。失敗したときや困ったときに逃げない。
失敗への対応策を考えておく。

2 覚悟を決める&強いマインドを持つ
「フリーランス=お気楽」ではない。
遊んでいるように見えるブロガーやYouTuberなどもすごく努力している。締め切りに間に合わないと胃が痛んだり、さらには自殺を図った人もいるほど重圧がある。

3 準備を怠らない
会社員であれば、辞める前にすることがたくさんある)。生活費(多ければ多いほど安心。少なくとも3か月分)、スキル、クレジットカード、もらえるお金の確認(退職金、失業保険など)、できれば不動産投資のための融資を受ける。

未来への準備をする。将来必要になりそうな知識やスキルを得る努力をしたり、将来ありそうなニーズに合わせて仕事の内容や形態を変えたりする。

絶えず自分への投資をする(スキルを常時磨く)。
学び続ける(updating)。

4 健康管理と時間管理をする
駆け出しのときは、無理な仕事を受けなくてはならないことがある。管理ができないと、徹夜続きになったり、根を詰めて死んだりすることになる。健康の管理は最重要。

5 信用と実力を高める(良い人脈を築く)
一定の質以上の成果物を安定して提出する。
会社や取引先や知り合いから仕事をもらえるぐらいの実力と人脈を築く。

6 価格競争に巻き込まれない仕事を得る
「敷居の高い仕事」をする(「誰にでもできる仕事」や「簡単な仕事」は敷居が低くて始めやすいが、競争が激しい。一方、「敷居の高い仕事」や「難しそうな仕事」はチャレンジする人が少ない。難しそうに見えても、割とできたりするのでチャレンジしてみる)。

7 お金のことをきちんと考える
・複数の収入源を得る
複数の取引先から仕事をもらう(ひとつだけに頼っていると不安定)。
複数種類の収入源を得る。

・お金の知識を得る
・「収入―貯金>生活費」で生活し、たとえば、貯金が100万円以上になったら株などで運用し、配当などで「お金に増えてもらう」ようにする。貯金が300万円以上になったら不動産投資を検討する。できればフリーランサーになるまえに投資用不動産をローンを使って購入し、毎月の家賃(キャッシュフロー)を得る。

8 経営戦略を持つ
個人であっても、会社の社長と同じように「経営」に力を注ぐ。
目標を立て、目的地への戦略を練る。

フリーランスとしての私の場合

大変だったことは、実力があまりない駆け出しの頃、人に頼らず自力で、一定レベルの翻訳をしなくてはならないことでした。

特許明細書は機密情報であり、人に見せたりすることができないので、自分でどうにか翻訳をしなくてはなりません。自分がよく知らない分野で難しい内容の原稿を受け取ったとき、何冊も専門書を読んだりしますが、なかなか理解できないときには、迫りくる納期に焦り、精神的につらくなり吐き気がするこほどでした。「逃げ出したい!」「放り投げたい!」と思ったことが何度もあります。

仕事の依頼を断ったら次の依頼がこないかも……と思い(実際に二度断ったら「いつもお忙しそうだから、もう依頼しません」と言われたこともありました)、無理して引き受けてしまったことが何度もありました。そして、納期に間に合わなくなったときには、「どうやってそのことを伝えよう。どうやって謝ろう」とひどく悩んでしまったことがあります。

私にとってのフリーランスのメリットは、自由、そして自分の裁量が大きいことです。

働き方ですが、私はお金と経験が欲しかったので「オーバーワークで最大限働く」ことにしましたが、「場所は自宅で、仕事の時間は子どもが寝ている間だけ」とか、「会社帰りの一時間だけカフェで」とか、「週末だけ」などと決めることができます。

私がフリーで翻訳の仕事を始めたときは、赤ちゃんと幼児を抱えていました。上の子は保育園に行っていましたが、私の多くの時間は子どもたちのために使われました。一秒でも多く仕事のために時間が欲しいと思っていた私にとって、自宅で仕事ができるのは本当にありがたいことでした。

ですので通勤時間やメイクアップなど外出の準備が不要が不要なのはとてもメリットに感じました。(とはいえ、朝は着替えをして、どんなに忙しくても最低限の身だしなみは整えました。知人の翻訳者のように「いつでもスウェットスーツを着ている」という生活になると、後戻りができそうになくて怖いからです。)

私の場合は、パソコンに向かって目を酷使して長時間働いていると、集中力が切れますし、疲れてきますし、健康のためによくないので、家事をしながらというのがちょうどいい感じです。今はランチをしに外出したり、平日は遊びに出かけたり、月に一度は旅行したりと、良いペースで仕事をしていますが、子どもたちが小さい頃に年商2千万円を翻訳の仕事で稼いでいたときは、仕事ばかりしていて、いつも睡眠不足でした。

買い物や行楽地には、土日の混んでいるときに行かずに、平日の空いているときに行くことができます。子どもたちが小さいときは、仕事を休んで、数か月とか数週間、海外で過ごしたりしました。海外に行く日までに納品しようと思うのですが、間に合わず、パソコンを持って海外から納品したりしました。長くお休みをすると、帰国してから仕事がくるのかいつも心配になりましたが、帰国日に合わせてファクスで仕事の依頼が入りました。本当にありがたいことでした。本の出版のときには、イスラエルのテルアビブのホテルで校正をしたり、スカイプで編集者さんと話をしたりしました。

新型コロナウィルスで中断していますが、二拠点居住をしたくて、軽井沢などの物件を探していました。執筆をメインにしたいので、場所を変えることによって、想像性豊かになれるかどうか試してみたいのです。

しかしながら二拠点居住をした知り合いの人たちには「やめたほうがいい!」と言われています。忙しいときには移動が大変に感じるとか、何かをしようとすると「道具がもう一つの方にある」と気づいてできないというようなことがストレスになる、光熱費が二か所分かかる、という理由でした。たしかに道具が必要な仕事を二拠点でするとなると、「あ! 向こうに置いてきた!」みたいなことになりそうですが……。

新型コロナウィルスが収束したら、また検討してみるかもしれません。

読んでくださりありがとうございました。質問がありましたら、HPの「お問い合わせ」からお送りください。

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ABOUTこの記事をかいた人

著者。特許翻訳者。ユダヤ人富豪の義父に学び、自らも7億円の不動産資産を築いた不動産投資家という顔も持つ。 東京都出身。外資系メーカー、シティバンク勤務を経て、イスラエル国籍のユダヤ人と結婚。子ども二人に恵まれるも離婚。在宅で翻訳の仕事をフリーランスとしてしながら、シングルマザーとして子ども達を育てた。東欧からの移民の子で、14歳から働き、資産ゼロから財産を築いたユダヤ人の義父からは不動産投資を学び、投資物件(7億円)などの資産を築いた。著書に『ユダヤ人と結婚して20年後にわかった金銀銅の法則50』『ユダヤ人大富豪に学ぶ お金持ちの習慣』『貧困OLから資産6億をつかんだ金持ち母さんの方法』『お金の不安から自由になって幸せな女になる』がある。オンラインサロン「マネサロ」主宰 http://yymsalon.jp/wp/