【本】『年間100万円の配当金が入ってくる最高の株式投資』

こんにちは! 星野陽子です(自己紹介)。

年間100万円の配当金が入ってくる最高の株式投資』を読みました。

今までは株価が10倍になる株や株主優待が充実している株などに関心が向きがちでした。

けれども、
・株主還元に力を入れる(配当性向が高くなっている)企業が増えた
・株主優待は海外の投資家が恩恵を受けられないので、公平な利益還元のために、配当金による直接的な利益還元をする傾向がある
・NISAなどでは配当金にも税金がかからない
というようなことを考えたときに、配当金が安定して受け取れる株式投資に興味が移ってきていました。

株を購入するときに、その会社が将来的にも安定して稼げそうか考え、PERで株が割安かどうか見て、配当利回りが高いものを選んだりしていました。

ただ「配当金」を重視したときに、もっと気をつける点があるはず……と思っていたときに、本屋さんでこの本を見つけたので購入しました。

やはりPERよりは1株当たり利益(EPS)を判断基準にするなどの視点がありました。

そして、参入障壁が高い業種の中から選ぶ、「稼ぐチカラ」の強い企業を選ぶなど投資する企業の選び方や、「大型株で年10万円の配当金を得る方法(300万円ほど投資)」や、注目15企業など具体的に書かれているのがよかったです。

もちろん「この本に書かれているから」という理由だけで投資する企業を選ぶのではなく、著者さんの考え方を知って、自分でそれが納得いくかどうか考え、企業についても自分で調べて投資するつもりです。

そうやって考えていると商社がいいかと思っていたところに、ウォーレン・バフェット氏が日本の5つの商社への投資を増やすという話もありました。でもアメリカで銀行がいくつか破綻していて、なにかのきっかけで株価が全体的にどん!と落ちる気がして、今は買うのが怖い気が……(株のプロでもない私個人の感想なので参考にしないでくださいね!)。投資したいと思う企業の候補がいくつかできたので、機会があったら購入しようと思います。

ABOUTこの記事をかいた人

著者。特許翻訳者。ユダヤ人富豪の義父に学び、自らも7億円の不動産資産を築いた不動産投資家という顔も持つ。 東京都出身。外資系メーカー、シティバンク勤務を経て、イスラエル国籍のユダヤ人と結婚。子ども二人に恵まれるも離婚。在宅で翻訳の仕事をフリーランスとしてしながら、シングルマザーとして子ども達を育てた。東欧からの移民の子で、14歳から働き、資産ゼロから財産を築いたユダヤ人の義父からは不動産投資を学び、投資物件(7億円)などの資産を築いた。著書に『ユダヤ人と結婚して20年後にわかった金銀銅の法則50』『ユダヤ人大富豪に学ぶ お金持ちの習慣』『貧困OLから資産6億をつかんだ金持ち母さんの方法』『お金の不安から自由になって幸せな女になる』がある。