こんにちは! 星野陽子です(自己紹介)。
松山城を下って、二之丸史跡庭園に行った時点で、足が疲れていましたが、さらに歩いて「坂の上の雲ミュージアム」に行きました。
今回の旅行の前に、予習として、NHKオンデマンドの会員になり、『坂の上の雲』のドラマを観ました。
特に秋山兄弟がかっこよかった!!! なので、彼らをもっと知ることができるかと思い、「坂の上の雲ミュージアム」が今回の旅行の一番の楽しみでした。でも思っていたより、秋山兄弟や司馬遼太郎や正岡子規のことよりも、安藤忠雄のミュージアム設計、松山の歴史、ロシア兵捕虜の方が目立っていた印象です(それはそれでよかったです)。
安藤忠雄氏の設計による建物。最も表現したかったのは、「自由な心を持ち”公”のために命を懸けた明治の日本人たちの、力に満ちた時代精神」だそう。
空中階段
壁一面に『坂の上の雲』が1296回、新聞に連載されたものが貼られています。そんな量を連載で書くなんて、すごすぎますね!
挿絵も味があります。
企画展テーマ展示『坂の上の雲』にみる日本海海戦「運命の海」
1905(明治38)年5月27日と28日の日本海海戦で、日本の連合艦隊はロシアのバルチック艦隊と戦い、勝利しました。
もちろん戦争は反対ですが、戦争となった以上は、負けていたら悲惨な目に遭ったのかと思うと、ぞっとします。
その後、坂を上がって萬翠荘(ばんすいそう)へ向かいました。
途中に夏目漱石が下宿していた宿があったという場所に、愛松亭「漱石珈琲店」があります。
国重要文化財の萬翠荘(ばんすいそう)。美しい!
1922(大正11)年、旧松山藩主の子孫、久松定謨(ひさまつ さだこと)伯爵が別邸として建てたフランス・ルネサンス様式の洋館です。
踊り場のステンドグラス
暖炉は大理石製。エレガントな部屋ですね。
2階の端にある、こちらの部屋は、こじんまりとして、大きな窓の外には木々が見えて、とてもいい感じ! 後の昭和天皇がここで朝食を召し上がったそうです。
シャンデリアも豪華!
やんごとなき方々がここでどんな食事や会話をして過ごされたのかな、と想いを馳せながら、空港へのバスの時間を気にして去りました。