【世界遺産】富岡製糸場 Tomioka Silk Mill

こんにちは! 星野陽子です(自己紹介)。

2023年12月27日(水)に東京都内から車で富岡製糸場に行ってきました。

まだ年末の帰省ラッシュは始まっておらず、2時間程度で無料の富岡駅東駐車場に到着。富岡製糸場まで約1kmあります。たまたま、まちなか周遊観光バスが出発するところだったので、乗りました。

バスにはガイドさんが乘っていて、まちの見どころを教えてくれました。富岡製糸場前に着いたのは11時10分頃でした。

富岡製糸場の正面入り口

見学料は大人1000円。入ってすぐに、解説員によるガイドツアー(料金:大人1人200円 所要時間:約40分)に申し込みました。

11時半に始まるツアーの前に「糸取りの実演」を勧めていただきました。撮影不可でしたので、お見せできませんが、まゆから糸を取るところを実際に見ることができるのは、とてもおもしろかったです。

ツアーは、解説員さんのお話が中心で、1時間ぐらいかかりました。歴史や当時の暮らしや建物のことなど、興味深い内容でした。

お腹が空いたので、正面入り口を出たところにある「はや味」へ。

上州名物という「おっきりこみうどん」。具沢山が嬉しい!

下仁田葱のてんぷら。塩でいただくの、好きです。

お腹が満たされた後は、再入場して見学しましょう!

検査人館


女工館

操糸所

建物はフランスの技術で建てられたもの。内部は操業停止当時のままだそうです。



診療所・病室

当時のままの電柱などを残しながら、手前の管は防災用のもの(うろ覚えです……)。


首長館
当初はフランス人の家族が住んでいたのですが、後に女工さん達への教育のための教室として使われました。

社宅の中をのぞいたら、私の実家(練馬区にあった借家)に似ていてなつかしく思いました(笑)。

西置繭所

こちらの一階では、すごく興味深い展示をしているのですが、撮影不可というのが残念でした。

二階は撮影OKでした。

鉄水溜が見えます。

私が最も感動したのは、1987年に富岡製糸場を操業停止した片倉工業が、2005年に富岡市に寄贈するまでの18年間、「売らない、貸さない、壊さない」の3原則を掲げて維持管理に務めたことです。

片倉工業の気概なしに、世界遺産に登録されるような素晴らしいものは残らなかったのですから……。

https://www.katakura.co.jp/tomioka.htm

https://www.nikkei.com/article/DGXNASDG0601A_R20C14A6CC1000/

平日は高速道路も渋滞がなくていいと思っていたのですが、帰り道、ひどい渋滞(事故がふたつあったようで、ひとつの事故現場では二つの車線が使えませんでした)があり、2時間もノロノロ運転という……。行きの倍の4時間かかって帰りました。今回は同乗者がいて、話をしたり、眠くなったときにはノリノリの曲をかけて手拍子をしたり、ということで乗り切りましたが、一人だったり、トイレに行きたかったりしたら、かなり辛かったかも。

都内から一時間半程度(車、電車、高速バス)とアクセスもよく、地元の人たちの感じがとてもよい富岡は、また訪れたいと思いました。

https://www.tomioka-silk.jp/

 

 

 

 

 

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著者。特許翻訳者。ユダヤ人富豪の義父に学び、自らも7億円の不動産資産を築いた不動産投資家という顔も持つ。 東京都出身。外資系メーカー、シティバンク勤務を経て、イスラエル国籍のユダヤ人と結婚。子ども二人に恵まれるも離婚。在宅で翻訳の仕事をフリーランスとしてしながら、シングルマザーとして子ども達を育てた。東欧からの移民の子で、14歳から働き、資産ゼロから財産を築いたユダヤ人の義父からは不動産投資を学び、投資物件(7億円)などの資産を築いた。著書に『ユダヤ人と結婚して20年後にわかった金銀銅の法則50』『ユダヤ人大富豪に学ぶ お金持ちの習慣』『貧困OLから資産6億をつかんだ金持ち母さんの方法』『お金の不安から自由になって幸せな女になる』がある。